こんにちは メリッサです!
ヒロアカ第86話、泣けました…
Twitterでは原作者の堀越先生も同様に「泣いてしまった」とコメントされる程の出来栄え。
アニメが原作を超えた回と言っても過言ではないのではないかと思う。
前回までのデクとジェントルとの戦いに決着がつき、いよいよ1-Aのステージが始まる。
学校に戻るまでの出久くんのモノローグがまた秀逸だ。
なぜジェントルが戦い辛い相手だったのか。
それは「自分もそうなっていたかもしれないからだ」と出久くんは悟る。
自分は「ヒーロー落伍者の成れの果て」だと言うジェントルのセリフを受けて、出久くんがたどり着いた結論。
「ジェントルはラブラバの為を想った」
「僕は」
「君の笑顔が見たかった!」
…この「僕は」から「君の笑顔が見たかった」に至る過程がとても良くて涙してしまった。
「君」=エリちゃんは笑い方を知らない。
閉じ込められていた場所からは救い出されたけれど、心がまだ捕らわれたままだった。
そのエリちゃんが、出久くんたちのステージを見て、笑う。
想いの力、音楽の力を感じるシーンだった。
私も音楽が好きなので、とても共感した。
私は社会人になってから20年間、ポルノグラフィティ の音楽に支えられてきた。
ヒロアカに出会ったのも、ポルノグラフィティ がタイアップしていたからだ。
ちなみにこの第4期から見るきっかけをくれたのも、ポルノグラフィティ がMIXとタイアップしていたからだ。
私は文字通り、ポルノグラフィティ に救われてきた。詳しくは「人生の半分はポルノでできています」をご覧いだだきたい。
うつ病になって休職し、病院に通いながらでもライヴに参戦した位だ。
音楽には、力がある。
人を救う力が。
うつ病で参戦したライヴの内容を、私はほとんど覚えていない。
でも、きっと笑っただろう。
跳んで、はねて、声を上げて楽しんだだろう。
昭仁が、晴一が楽しんで音楽を届けてくれる。その時間を一緒に過ごせる幸せを感じただろう。
また立ち上がる力を、生きる力をもらっただろう。
その音楽で、エリちゃんは笑顔を取り戻した。
私は号泣しながらその笑顔を見た。
エリちゃんにまとわりついていた黒い影が消え、両手を上げて笑う。
それだけで、どれほどの人が救われただろう。
エリちゃんの笑顔のために多くの人が戦った。命を落としたヒーローもいる。
その全てを知っている出久くんがステージを終えてエリちゃんと話すシーン。
大きな目を潤ませて、でも涙はこぼさずに
「楽しんでくれてよかった」
と笑う姿にも泣かされた。
出久くんにとって、エリちゃんを救けるために戦った全てのヒーローにとって、それだけが全てだったから。
音楽が1人の少女の心を救い、その子の笑顔が、またヒーローたちの心に光を灯す。
放送後、作中の歌のPVが配信された。
歌詞を見るとまた泣けてしまう。
1-Aのみんなの表情もとてもいい。
ヒロアカがアニメスタッフにとても愛されて、大切に作られている作品だとわかる。
これからもヒロアカは背中を押してくれるだろう。