こんにちは、メリッサです!
前回の航空自衛隊モニター記事からずいぶん間が空いてしまいました…その間、1度も参加できなかったんです…
モニターに選んでいただいておきながら、本当に申し訳ない気持ちでした。特に警備犬の回と飛行機に搭乗して秋田の基地でのモニター活動には参加したかったのに…
そんな私にも、ちゃんと届けてくれました!
クリスマスコンサートの招待状…日時は土曜日。あぁ仕事の都合で参加できないことがない…!翌日すぐさま返信ハガキを投函しました。今回は久々に更新できます‼︎
今年は雪が遅く、新しく買ったタイヤの減りが気になる程の天候だったのに、当日の朝一面の雪景色に…元々出不精の私。途端に行きたくない気持ちに駆られた。なんと言っても会場が自宅から遠い。でも、音楽は大好きだし今回参加しないと次またいつ参加できるかわからない。行きたくない気持ちと戦い、普段なら40分ほどの道のりを1時間近くかけてようやく会場へ。
あらかじめ車を使うことを伝えていたので、駐車券が送られてきていたものの会場周辺の駐車場は満車…ということで路駐に。。。駐車券の意味は、と思いつつ会場入り。招待状をいただいているので、通常の入り口ではない扉からの入場でした。ちょっと感動…
受付でパンフレットをいただき、座席番号を案内される。座席には「基地モニター メリッサ様」と印刷された紙が!この特別感、嬉しい。新型コロナウィルスの感染対策で、隣とはひとつ空けて着席するようになっていた。
席について開演を待っていると、何列か前に何となく見覚えのあるアメリカ人の姿が…基地のナンバースリーとその奥様でした。他にも軍関係で招待されている人が続々と席に着いていく。開演時間近くには、私の職場の上司である基地副司令官と奥様も到着。こんなに天気が悪いのに大変だなぁ…と思う。
パンフレットには英語表記もされていて、アメリカ軍関係者への配慮が感じられた。ただ、会場のアナウンスや開演後の司会、挨拶には一切通訳なし…まぁ、日頃日本側がアメリカ軍のイベントに招待された時のことがわからないので何とも言えないが、パンフレットに英語を記載したのだから開演後も…と思わずにはいられなかった。
今回指揮をするのは三沢出身の方ということで、とても楽しみに開演を迎えた。
クリスマスコンサートと銘打っているので、曲目はクリスマスにちなんだものが多い。
その中で2曲目にあった「ウエストサイドストーリー・セレクション」
私がウエストサイドストーリーと出会ったのは映画ではなく、宝塚歌劇団の演目がきっかけだった。当時大ファンだった稔幸さんのトップお披露目公演が、ウエストサイドストーリーだったのだ。まだ東京宝塚劇場は工事中で、宝塚1000Days劇場での公演だった。
当時の私は大学生だったが、初めて稔幸さんの私設ファンクラブに入り、
劇場に通った。稔幸さんのトニー、星奈優里さんのマリア、彩輝直さんのベルナルド…
演奏を聴きながら、舞台の記憶が蘇った。ブラスの音に合わせて、私にはノルさんの、ゆりちゃんの、サエコさんの歌声が聞こえ、衣装やダンスが見えるようだった。あぁ、もう一度観たい…
こういう体験をさせてくれるから、私は音楽が好きなのだと思う。
私はクリスチャンになって5年になるのだが、クリスマスソングを聴くときの心境が変わったと感じる。クリスチャンになる前は、ただ綺麗な曲だな、くらいしか思わなかったが、最近はやはり神聖な気持ちになるし、心が洗われるように感じることもある。「クリスマス」を私なりに特別に感じ始めているのだろうか。
通常このコンサートは二部構成になっているとの案内があったが、今年は新型コロナウィルスの感染対策で一部のみ、1時間の演奏だった。
以前県警音楽隊の音楽の集いを見に行ったことがある。その時は「ステージドリル」という演出があり、マーチングバンドのような演奏を見ることができた。
自衛隊でもそのような演出があるのか期待していたのだが、新型コロナウィルスの影響なのか見られず残念だった。
それでもアンコールにも答えて「花のワルツ」をジャズアレンジで聴かせてくれた。ジャズには詳しくないが、好きではある。迫力あるブラスによく合って、もう一度アンコールしたいくらいの演奏だった。
終演後、やはりライヴで聴く音楽はいいとしみじみ思う。こちらの記事にも書いたように、私はこの20年余りを音楽に支えられて生きてきた。音楽には力があると信じている。
個人的にはコロナ禍で生まれた「新しい生活様式」大歓迎なのだが、音楽は自由にライヴで聴けるようになってほしいと願う。
ポルノグラフィティの音をライヴで浴びたい。その思いが強くなったコンサートだった。