ポルノグラフィティ 特別な曲たち① ジョバイロ

新年明けましておめでとうございます。メリッサです。今年も皆さまの心に残る記事が書けたらいいな、と願っています。よろしくお願いいたします‼︎

新年初記事もポルノグラフィティ ‼︎

皆さんにもそれぞれ思い入れのある曲はあるだろう。私にも複数ある。もちろんそれは時々によって違う。だから「これ‼︎」と言い切ることは難しいが、特別な記憶と共にある曲たちについて書いておきたい。

ジョバイロ

一曲目はジョバイロ。
この曲についてのエピソードは“SWITCH“ツアー青森公演だ。

先日東京ドームでデビュー20周年ライヴを2daysこなした姿からは想像し難いが、この頃の昭仁はまだ喉が弱く、2日連続公演では声を涸らしていることが多かった。

ましてや全国ツアー最終日。参戦していた私は、声が掠れているのはわかるし、それもライヴの醍醐味だと思っていた。

しかし、実は昭仁は当日風邪をひいていた。
当時のライヴレポを見てそれを知ったが、初めは信じられなかった。

その後発売されたライヴDVDには、青森公演の舞台裏がドキュメンタリーで収録されている。

昭仁が「風邪引いたー。汗が止まらん」と言う姿もしっかり収録されている。サポートメンバーのnangーchanにも「あまり無理しない方がいいよ。病院行きなよ」と言われていた。それ程の状態だったのだ。

それでもあの日昭仁はステージに立ってくれた。
ライヴ中も「ちょっと声が出んけども、最後までやるから」と汗だくで昭仁は言っていた。  

そしてアンコール。2人を呼ぶポルノコールが聞こえる舞台裏。
「やろう」と言う昭仁と、「ホンマにやるんか?」と彼を案じる晴一、サポートメンバーとスタッフの様子を見ることができる。

「もう声が出んかもしれん、途中抜けるかもしれんって言っておけばいいんじゃない?」
「君ら歌ってくれ、って?」
舞台に戻る直前の昭仁と晴一のやり取りは、2人が私たちファンを信じてくれているからこその言葉だと思う。

そしてポルノチームはステージに向かい、歓声に迎えられる。

「こんなだみ声になってしまったので」と昭仁が言うと「じゃけわしが歌ってやるって」と晴一。「お前が止まったらわしが歌ってやるから」

そして本当に彼は歌ってくれた。昭仁の代わりにジョバイロをひとフレーズ。

終演後「大丈夫じゃない」と言う昭仁。
晴一は「クラシックのコンサートじゃないから今日みたいに声が出ないのは仕方ない。40本なんてよく頑張ってる方。今日来た人たちも高い所まできれいに声が伸びてなかったにしてもまた伝わるものはあるだろうし」と話している。

晴一の言葉通り、このライヴがあったから、ジョバイロは私の中で特別な曲になった。
あの日ステージに立ち、最後までやり通してくれた昭仁と、それを許し、支えてくれた晴一、サポートメンバー、スタッフの皆さんには感謝しかない。

特別な思い出をありがとう。
全力でステージに立つ姿を、それを支える姿を見せてくれてありがとう。
だから私は今日も生きている。

もし興味を持ってくださった方がいたら、ぜひ見てほしい。
きっと彼らは、あなたにも前を見る力をくれるから。

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余談だが、2021年、ジョバイロが宝塚で使用された。宝塚ファンの端くれでもある身としては本当に嬉しい。しかも、フィナーレのデュエットダンスでの使用だとか!!!観たい…

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