子宮全摘 退院

子宮腺筋症

こんにちは!メリッサです!

今日は退院まで上げちゃいたいと思います。
これから弟が帰って来ますが、明日も仕事だそうでとんぼ返り…母が寂しがりそうです。
夜からまた天気が悪くなりそうですが、もう雪、いらない…暖かくて雪なんて降らないところに住みたいと切に願う今日この頃です。

9月4日 術後15日目
最後の検温、採血と採尿。
看護師さんが退院してからも便秘に気をつけて、と言ってくださる。帝王切開で出産された経験があるから、腸閉塞にならないように気を付けているそう。
今いただいている下剤を退院処方で出してもらえばいいと教えてくださった。そうしよう…

最後のご飯がんばって食べた。下げに来てくださった看護師さんにも、がんばりましたねって言ってもらえた。スタッフの皆さんが見守ってくださっていたんだなぁとしみじみ思う。お世話になりました。

入院生活最後の食事

病院で食べる最後のご飯。

朝の回診は9時半ごろ。栄養つけて、と言われる…私についての気がかりはそこらしい。

回診の後で母に電話。迎えをお願い。

仲良くなった隣のベッドの方と一緒に最後の診察。退院説明。
先生が作る書類を見てたら入院したときより病名が増えてた…子宮腺筋症子宮筋腫は変わらないけど、癒着卵管留水症小腸穿孔(小腸損傷)って…
手術の欄にも、小腸部分切除と…癒着してたから剥がしたとは聞いていたけど、まさか腸を切っていたとは思ってなかったのでびっくり。

診察の後で薬局から退院処方の薬の説明を受ける。
癒着防止の漢方薬、余ってた痛み止めと吐き気止め、睡眠薬。下剤と胃薬も処方してもらう。

それから会計。
高額医療の手続きをしていたものの、入院が伸びて月をまたいでしまったので当初よりもかなり高額になってしまった。
今後手術を考えている方は、月をまたがないように月初めか中旬に手術を受けることをお勧めする。
もちろん高額医療の限度額適用認定証でカバーできるのは、純粋に「医療」に関わる部分だけなので、食事代や入院着のレンタル料などは含まれない。食事についても入院前に確認しておきたいところだ。

会計が終わると、二週間ずっと手首に着けていたバーコード入りリストバンドを外してもらえる。これでやっと退院手続きが終了。

母が来てくれていたので、ナースステーションの皆さま、食事の配膳やシーツ交換をしてくださった方にご挨拶をして退院した。
入院、手術のときに担当してくださって、長い手術の間母に付き添っていてくださった看護師さんにご挨拶ができなくて残念…

こうして振り返ってみると、病院では私は本当に安心して過ごしていた
誰も私を責めないし、小さなこと、例えばご飯を少しでも多く食べるとか、歩くとか、普段の生活から考えればほんの些細なことでもできるようになれば喜んでくれた。

そして医療に従事するとは本当に大変な仕事だと実感した。
手術後何度も体を動かしてくれる。熱が出ればすぐにアイスノンで対応してくれる。麻酔が効いている間はトイレにも行けないので、看護師さんが尿の始末をしてくれる。お風呂にも入れないから全身を拭いてくれる。
看護師さん泣かせのワガママな患者さんだっているだろう。それでもできるだけ意に添うようにしようとしてくれる。

私が入院した病院には婦人科の先生は一人しかいない。そのためか週末でも欠かさずに回診に来てくれた先生。

私にはとてもできない仕事だ。

新型コロナウィルスの感染が拡大する中で、医療従事者が偏見にさらされることも多いと報道されているのを見ると悲しくなる。
入院、手術という事態になれば、助けてくれるのは医療従事者の方々なのだ。

私がこのカテゴリーを作ったのは、それを忘れないためだ。
30年前と同じように、今回も命を救ってくださった神様への感謝
そして私が元気になることを喜んでくれた先生、スタッフの皆さんへの感謝

そして私と同じ症状に苦しんでいるあなたが、この記事たちを読んで少しでも手術への不安や心配を解消することができればと願っている。
あ、もちろん通常子宮腺筋症や子宮筋腫の手術がここまでこじれることはないので、悪しからず。。。かなり大きな筋腫だった方でも、10日で元気に退院されていました。

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