ポルノグラフィティ PRISON MANSIONについて

こんにちは メリッサです!

先日録画したアミューズフェスを観ていたらPRISON MANSIONを演奏してたので、久しぶりにポルノグラフィティの楽曲についての感想 を語ろうと思います。

これはNaNaNaサマーガールのカップリング曲。
個人的にNaNaNaサマーガールはあまり好きではない部類に入る曲なので、聴くことは少ない。

晴一の詩的な世界、孤独とか寂しさとか、この世界のままならなさ、現実。
そういう、心の中のザワザワとしたものを呼び覚ますような詩が、私は好きだから。
このシングルA面の曲は、正直に言って好きになれなかった。

まぁ、後にライヴで聴いたらあっさり好きになってしまうのだが。

それもライヴで昭仁が、晴一が心から楽しんで歌を届けてくれるからだ。
彼らが一曲一曲をとても愛していて、それが伝わってくるから、私も苦手な曲でも好きになってしまう。
それがライヴのパワーだと思う。

話がそれたが、このシングルに収められている3曲の中でリピートしたのがカップリングのPRISON MANSIONだ。

やっぱり名曲。久しぶりに聴いたけど。

歌詞の解釈については、すでにたくさんの記事がある。
私はアスペルガーの特質で、文字で書かれている通りにしか受け取れない。だから解釈は書けない。

字面通りにしか受け取れないことを責められることもある。晴一が詩に込めた想いを読み取れていないと思うときもある。でも、だからこそまっすぐに私の胸に響くのだと思う。

特にサビの詩がたまらない。
「未完成のままの自分が嫌いではなかったら
 Just now hold out 受け取れ my key
 立ち上がったサルはまだ変化を求めてる」

どうしても私は自分のことを好きになれない。
そんな私に、この歌詞はとても胸に響いた。

次のサビでは、詩はこう変わる。
「Just now hold out 受け取れ my key
 正直に生きていこうと願えば願うほど
 生まれた瞬間の記憶はなぜ消えてしまうのだろう?」

私は泣きながらこの歌詞を聴いた。
なぜかはわからないが、とにかく涙が止まらなかった。

私は、正しく生きたい。
周りの人に迷惑をかけないで。

でも私の中には、私の存在がもう周りの人には迷惑なのだという思いがずっとある。
だから、私は自分を殺したいと思っていた。
消えてしまいたい、と。

そんな私に、晴一は、ポルノグラフィティは、こんな詩を、歌を届けてくれた。
ラストの歌詞はこう終わる。

「Whatever PLEASE! PLEASE! Come on giapponese!
 未完成のままの自分が嫌いではなかったら
 Just now hold out 受け取れMy key
 完全なヤツなんてどこにもいないから
 入居者は1億3000万 もう二度とは出られない」

この曲には、多種多様なPRISON MANSIONの住人が出てくる。
例えば「引きこもりのReggae Man」「私服が白いWedding DressのOL」「学校への地図を無くしたStudent」
誰もが変わり者

大丈夫。「完全なヤツなんてどこにもいない
だから「未完成のままの自分」でもいい。嫌ったりしないで、と。
私には、そう聞こえた。それが、涙が出るほど嬉しかったのだ。

どうしてもなじめない。
何かがおかしい。周りのみんなと私は、どこかが決定的に違う。
そう感じている世界で。
晴一が、昭仁が、ポルノグラフィティが、私の存在を受け入れてくれていると感じたから。
「ここにいていいんだ」と言ってくれていると感じたから。

Amuse fesでポルノグラフィティの二人が本当に楽しそうにこの曲を演奏しているのを見て、私はまた泣けて仕方がなかった。

私が安心していられる場所は、そこにあると感じた。

ポルノグラフィティのライヴ。
ポルノグラフィティの音楽があるところ。

私と同じように感じているなら、ぜひこの曲を聴いてみてほしい。
きっとあなたのことも包み込んでくれる。

 

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